大分市の大分三愛メディカルセンターが、介護の特定技能資格を取得したスリランカ人を受け入れました。2日前に入国した20代の男女13人が同病院にやってきたもので、全員が「特定技能1号」という在留資格を持っています。この資格は、業務に必要な一定の日本語能力と介護の知識や経験があることを証明するものです。
13人はこれから同病院とグループが運営する老人ホームで、食事や車いすの乗り降りといった補助業務を担当します。三愛会グループはこれまでミャンマーやフィリピンから28人を受け入れてきましたが、スリランカからの受け入れは初めてです。
13人は28日から看護や介護の現場で働き始め、介護福祉士の資格取得を目指します。特定技能1号は介護や農業など16の分野が対象で、最長5年間の在留が認められています。介護福祉士などの国家資格を取得できれば、在留期間の制限がなくなり日本で長く働くことが可能になります。
大分市の外国人数は6月30日時点で2万3878人で、半年前から約1300人増加しており、このうち特定技能人材は3865人です。受け入れのメリットとしては、即戦力となる若い人材を確保して現場の負担を軽減できることが挙げられます。
また、様々な国の人材が集まることで現場での共通語が日本語になり、語学習得スピードの向上が期待されています。一方で、言葉や文化の違いにより、特に受け入れてすぐの段階では患者とのコミュニケーションが難しい部分もあるとされています。
