広島県では人手不足が深刻化する中、外国人材を採用する企業が年々増加している状況に対応するため、外国人材の円滑かつ適正な就労と職場定着に取り組む県内企業を支援している。外国人材の雇用が初めての企業や定着支援について不安を抱える企業に向けて、複数の支援施策を用意している。
まず、企業向けのメール相談窓口を無料で提供しており、外国人雇用の専門家が採用から労務管理、社内トラブル対応に至るまで実践的なアドバイスを行う。相談は在留資格や労働保険などの手続きに関する内容にも対応し、インターネットから気軽に問い合わせることができる。
その他の支援として、外国人材の定着に向けた個別課題への改善策提案も行われ、県内企業5社を対象に専門コンサルタントが二人三脚で取組をサポートする。申し込み期間は8月10日から8月21日までである。さらに、採用、在留資格、体制整備、コミュニケーションの4つの観点から実践的な知識を習得するセミナーが開催される。
来年から育成就労制度が始まることを踏まえ、技能実習制度と育成就労制度の最新情報を含め、採用のポイントを重点的に解説する予定である。最初のセミナーは9月4日に広島駅前で開催され、外国人材をとりまく制度全体と採用に関する市場動向などが扱われる。
これらの施策により、県内企業が自社の課題や状況に応じた外国人材の受け入れ環境の整備を進められるよう支援している。
