労働者の技術と知識を評価する国家検定制度である技能検定について、2025年度の北海道内における受検者数が過去20年で最多となる6098人に達したことが明らかになった。この受検者数の増加は、外国人技能実習生の数が大幅に増加したことが主要な要因となっている。
受検者全体の半数近くを外国人技能実習生が占めるまでになり、この層の増加が全体の受検者数押し上げの主な推進力となっている状況が示された。一方で、日本人の受検者数については減少傾向が続いている。この日本人受検者の減少傾向は、建設業などの産業における人手不足の状況が加速している実態を示す指標となっている。
外国人技能実習生の受検者増と日本人受検者の減少という相反する傾向が、北海道内の技能検定受検者の構成に大きな変化をもたらしている。国家検定制度としての技能検定が、日本国内の労働力確保において外国人技能実習生に依存する傾向がより一層強まっていることが、この統計データから読み取ることができる状況である。
