韓国で外国人労働者が受け取っていない休眠保険金が323億5700万ウォン(約35億6000万円)に達し、過去最大となったことが分かった。韓国与党「共に民主党」のパク・ヘチョル議員が雇用労働省から提出を受けた資料によると、2025年に外国人労働者へ支給された出国満期保険は11万3483件、約4574億ウォン(約503億1000万円)だった。
帰国費用保険は5万482件、約245億ウォン(約27億円)が支給された。韓国の外国人雇用法では、非専門就業(E-9)と訪問就業(H-2)の在留資格で入国した外国人労働者と雇用主に対し、帰国費用保険と出国満期保険への加入を義務付けている。
外国人労働者は在留期間を終えて帰国したり、在留資格を変更したりした場合などに保険金を受け取ることができる。外国人労働者の増加に伴い、保険の加入と支給も増加している。出国満期保険の納付件数は2021年の5万6134件から2025年には12万8826件へ2倍以上に増え、帰国費用保険も1万7621件から6万7738件に増加した。
一方、支給要件を満たしているにもかかわらず保険金を受け取らないまま消滅時効を迎えると、休眠保険金として扱われる。2026年6月末時点で消滅時効を過ぎた保険金は計578億9000万ウォン(約63億7000万円)に上った。
