厚生労働省が31日発表した2025年の外国人雇用実態調査によると、フルタイムで働く外国人の基本給や時間外手当など決まった月間給与は、前年より6.4%増の29万2400円となった。調査は25年9月末時点の状況について、全国3919事業所と1万4248人の労働者から有効回答を得て実施された。
転職の意向については、「今の会社の仕事を続けたい」と答えた労働者が8割を占めた。在留資格別の給与をみると、「専門的・技術的分野」が30万6500円(前年比6.0%増)で、うち特定技能が25万4100円(1.5%増)、技能実習が21万3500円(1.7%増)であった。
一方、永住者や定住者など「身分に基づく在留資格」は34万7200円(13.8%増)と、他の区分に比べて高い給与水準を示した。勤続年数が長く役職がつく人ほど高い給与を得ている傾向が確認された。厚生労働省の担当者は、「日本人の賃金上昇と同じ傾向がみられる」とコメントしている。
