名古屋市西区の商店街にある居酒屋「どて煮の円頓寺」では、この春日本語学校を卒業したミャンマー出身のイーモーテさん(21)が外食分野の在留資格「特定技能1号」の申請をして就職した。イーモーテさんは店長代理のフィリピン人女性(29)とともにこの店舗を中心となって切り盛りしており、日本人のアルバイトらがサポート役に回っている。
グループ全体の正社員40人のうち7割は特定技能を中心とした外国人で占められており、幹部クラスにも複数の外国人が配置されている。イーモーテさん自身も「店長になるくらい長く働きたい」と意気込んでいるなど、外食業界における外国人労働者への期待は大きかった。
しかし3月下旬、この現場に衝撃的なニュースが届いた。政府が外食分野の特定技能1号について新規の受け入れのストップを表明したのである。来年4月の育成就労制度スタートを見据えて、外国人労働者の受け入れに携わる多くの関係者が激流にもまれており、業界には淘汰の波が押し寄せている。
この衝撃は外食業界全体に大きな影響を与えることになった。
