出入国在留管理庁は、令和8年(2026年)6月末の在留外国人数が428万1,026人(前年末比15万5,631人、3.8%増)で、過去最高を更新したと発表した。中長期在留者数は401万7,321人、特別永住者数は26万3,705人で、前年末(412万5,395人)に比べて15万5,631人増加した。
共同通信は、日本の人口に占める在留外国人の割合は3.4%になったと伝えている。男性は219万2,764人(構成比51.2%)、女性は208万8,199人(48.8%)で、在留カード等に表記された国籍・地域の数は195(無国籍を除く)だった。
国籍・地域別では、中国が94万1,031人(構成比22.0%)、ベトナムが69万3,750人(16.2%)、韓国が40万8,682人(9.5%)、フィリピンが36万2,761人(8.5%)、ネパールが33万4,850人(7.8%)、インドネシアが30万7,456人、ミャンマーが21万1,602人、ブラジルが20万9,550人の順に多かった。
上位10か国・地域ではブラジルを除き前年末より増加し、インドネシアは4万1,387人(15.6%)、ネパールは3万3,858人(11.2%)、ミャンマーは2万9,035人(15.9%)増えた。在留資格別では、「永住者」が96万1,342人(前年末比1.5%増)で最も多く、次いで「技術・人文知識・国際業務」が51万6,184人(8.5%増)、「留学」が47万9,626人(3.2%増)、「技能実習」が45万7,509人(0.2%増)、「特定技能」が44万4,256人(13.8%増)だった。
特定技能のうち1号は42万5,961人(11.4%増)、2号は1万8,295人(130.0%増)で、2号は前年末の7,955人から増えた。在留資格「経営・管理」は4万2,747人で、前年末の4万6,781人から8.6%減少した。
共同通信によると、「経営・管理」の2026年上半期の新規入国者は635人で、2025年同期から80.9%減っており、同通信は2025年10月の要件厳格化が影響したとみられると伝えている。都道府県別では、在留外国人数が最も多いのは東京都の82万4,486人(前年末比2万3,048人、2.9%増)で全国の19.3%を占め、次いで、大阪府、愛知県、神奈川県(33万1,515人)、埼玉県(30万5,867人)などと続いた。
実務上は、技能実習が横ばいの一方で特定技能が増えているため、受け入れや在留資格の変更を検討する事業者は、出入国在留管理庁の最新の統計を確認する必要がある。
