厚生労働省は、全国の労働基準監督署等が令和7年に外国人技能実習生又は特定技能外国人を使用する事業場に対して行った監督指導及び送検等の状況を取りまとめ、公表した。監督指導を実施した事業場において労働基準関係法令違反が認められており、主な違反事項としては機械等の安全基準に関する違反と健康診断結果についての医師等からの意見聴取に関する違反が挙げられている。
技能実習生に関連して重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検された事案があり、同様に特定技能外国人に関連しても重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検された事案がある。全国の労働局や労働基準監督署は、技能実習生又は特定技能外国人を使用する事業場に対して労働基準関係法令などの周知・啓発を行うとともに、法令違反の疑いがある事業場に対して監督指導を実施している。
今後も技能実習生及び特定技能外国人の適正な労働条件と安全衛生の確保に重点的に取り組む方針である。特に度重なる指導にもかかわらず法令違反を是正しないなど重大・悪質な事案については、送検を行うなど厳正に対応していく予定とされている。
