株式会社船井総研サプライチェーンコンサルティングは、運送事業者の経営者・採用担当者に向けて、外国人ドライバーの受け入れから戦力化までの全体像を解説する連載コラムを開始しました。物流の2024年問題が本格化するなか、ドライバーの確保は多くの運送事業者にとって経営の最優先課題となっており、2024年3月に特定技能の対象分野へ自動車運送業が追加されて以降、外国人ドライバーの採用は現実的な選択肢として認知が進みました。
しかし当社への相談では、「いつからハンドルを握れるのか」「受け入れ側は何を準備すればよいのか」という質問が繰り返し寄せられています。特定技能ドライバーの採用は、内定から入社(入国)まで約10ヶ月、入国から乗務開始までさらに4~6ヶ月を要するため、断片的な情報だけでは意思決定に踏み切れないという課題がありました。
本連載では、採用計画の立て方から現地教育、受入環境の整備、制度上のリスクまでを一連の流れとして整理し、採用の入り口から乗務開始、さらに定着・戦力化までを時系列で分解して、各フェーズで「誰が」「何を」準備すべきかを具体的に示します。
特定技能には分野ごとに受け入れ人数の上限が設定されており、自動車運送業分野の受け入れ見込数は5年間で最大24,500人とされています。
