広島県福山市駅家町の工事現場で、インドネシア国籍の技能実習生・アンギサプトラプラナタさん(22歳)が高所から転落し、死亡する事故が21日に発生した。警察が事故原因を調査中としている。事故が起きたのは、2階建て新社屋の建設中の現場。
アンギさんは高さ3メートル以上の場所で作業をしていた際に地面へ転落し、その際に体の肩から背中付近に鉄筋が刺さった。工事関係者が119番通報し、アンギさんは病院へ搬送されたが、その後死亡が確認された。転落時、アンギさんはヘルメットと安全帯を着用していたとみられているが、死亡事故を防ぐことはできなかった。
建設現場における高所作業の担当者にとって改めて注意が求められる事案として、以下の点が挙げられる。まず、ヘルメット・安全帯を着用していても転落死亡事故が発生し得ることを踏まえ、安全帯の取り付け位置や作業手順など高所作業全体の安全管理体制を点検することが重要である。
次に、転落した場合に鉄筋等の突起物に接触するリスクがないか、作業場所の下方の状況を事前に確認することも欠かせない。また、外国人技能実習生に対して、高所作業における危険性や緊急時の対応手順を母国語も活用しながら周知徹底することが求められる。
